Gurobi Optimizerをインストールするには？

続けて、ウェブサイトからダウンロードしたGurobiインストーラー（例：Gurobi 12.0.1の64ビット版の場合はGurobi-12.0.1-win64.msi）をダブルクリックから起動します。

注：ダウンロード時に 実行 を選択した場合、すでにインストーラーを実行しているため、再度実行する必要はありません。

デフォルトでは、インストーラーはGurobi 12.0.1のファイルをディレクトリc:\gurobi1201\win64に配置します。インストーラーはインストール先を変更するオプションを提供します。以降ではインストールディレクトリを <installdir>と呼びます。

また、インストーラーは、過去のインストールを修復または削除するためにも使用できます。

コマンドラインからのインストール

コマンドラインインターフェイスを使用してGurobiをインストールすることもできます。 cmd プロンプトを開き、 cd を使用してGurobiインストーラーイメージがあるディレクトリに移動し、次のコマンドを入力します：

msiexec /i Gurobi-12.0.1-win64.msi /norestart

Windowsシステムでコマンドラインコマンドを実行することに不慣れな場合は、Windowsでコマンドラインを使用するには？を参照してください。

Windows用のビデオガイド(英語)

役立つツール

Gurobi Optimizer内で圧縮ファイルを利用するには、gzip （www.gzip.org）および/または 7zip （www.7-zip.org）をインストールすることをお勧めします。

続いて、ダウンロードしたGurobiインストーラー（例：Gurobi 12.0.1の場合はgurobi12.0.1_macos_universal2.pkg）をダブルクリックし起動します。

デフォルトでは、インストーラーはGurobi 12.0.1用のファイルを/Library/gurobi1201/macos_universal2 に配置します（これは system/Library ディレクトリであり、個人の ~/Library ディレクトリではありません）。

この場合、 <installdir> は/Library/gurobi1201/macos_universal2になります。

MacOS用のビデオガイド(英語)

続けて、インストール先のディレクトリを選択します。共有アプリとしてのインストールの場合は/optをお勧めします（以降ではそのディレクトリに書き込むためのsudo権限があると仮定します）、またはプライベートアプリとしてのインストールの場合はホームディレクトリまたは、他のディレクトリも利用できます。 この時作業ディレクトリをインストール先ディレクトリに変更しておく必要があります（例：cd /optまたはcd /home/jones）、Gurobiのインストーラをそのディレクトリにコピーし、内容を展開します：

tar xvfz gurobi12.0.1_linux64.tar.gz

または

tar xvfz gurobi12.0.1_armlinux64.tar.gz

このコマンドは、Gurobiの古モジュールを含むサブディレクトリ/opt/gurobi1201/linux64または/opt/gurobi1201/armlinux64 を作成します（/optの場合）。この時の<installdir>はこのサブディレクトリになります。

Gurobi Optimizerは、いくつかの実行ファイルを使用します。これらのファイルが必要なときに呼び出せるよう、いくつかの環境変数を変更する必要があります：

• GUROBI_HOMEに<installdir>を指定します。
• PATHに<installdir>/binを追加します。
• LD_LIBRARY_PATHに<installdir>/libをを追記します。

これらの環境を設定する方法については、Gurobiのシステム環境変数を設定するには？を参照してください。

Linux用のビデオガイド(英語)