バージョン12.xから13.xのようなメジャーバージョンへのバージョンアップの場合、下位互換性の無い更新が行われる場合があります。すべての追加機能、変更、機能削除はリリースノートに記載されています。
フルインストールによるアップデート(pipやcondaを利用しない場合)
すでにコンピューター上にインストールされたGurobiをアップデートするには、該当の新バージョンのインストール手順に従ってください。環境設定が煩雑になることを避けるため、旧バージョンのアンインストールを行ってからインストールをすることを推奨いたします。アンインストールするためには、インストール時に設定された環境変数をクリーンアップして、旧バージョンへのパス情報を削除し、旧バージョンのインストールディレクトリを消去してください。これにより、他のツールやIDE、環境設定におけるバージョンの衝突を避けることができます。
ライセンスのアップデート
例えばバージョン12から13へのアップグレードなど、メジャーバージョンの変更を伴うアップデートには、メジャーバージョンへ対応した新規のライセンスファイルが必要であることにご注意ください。
- Gurobi Instant CloudやWLSライセンスの場合、何もする必要はありません。
- 自動的に更新されるライセンス(例えば有効な保守のある商用ライセンスや、アカデミックサイトライセンス)の場合、ユーザーポータルのライセンスページにて、使用しているライセンスのインストールアイコン
をクリックし、更新されたライセンスファイルをダウンロードする必要があります。
- アカデミックネームドユーザーライセンスの場合、自身のアカウントページから新規のライセンスを生成する必要があります。
- その他のライセンスタイプの場合は、ヘルプセンターより、ヘルプデスク > リクエストの送信によりお問い合わせください。
Pythonのpipを経由したアップデート
Gurobipyのアップデートを行う場合、シンプルに以下を実行するのみで可能です。
python -m pip install gurobipy --upgrade個別のバージョン(例えば11.0.3など)を指定してインストールしたい場合、以下のコマンドが利用できます。
python -m pip install gurobipy==11.0.3condaに対するアップデート
conda環境へインストールしたGurobiをアップデートする場合、以下のコマンドにより可能です。
conda update -c gurobi gurobi個別のバージョン(例えば11.0.3など)を指定してインストールしたい場合、以下のコマンドが利用できます。
conda install -c gurobi gurobi=11.0.3新しいバージョンをテストするために、旧バージョンをバックアップとして保持したまま、新しいconda環境(ここではnew-gurobi)を作成することもできます。
conda create -n new-gurobi -c gurobi gurobiCompute Serverのアップデート
詳細な情報は次の記事を参照してください。How do I upgrade Compute Server?
バージョン間のパフォーマンス
メジャーバージョンやマイナーバージョンが更新された際に、パラメータ設定をデフォルトも含めチューニングし直すことは常に推奨されます。新バージョンにおけるデフォルトパラメータが旧バージョンでチューニングされたパラメータより優れていることはよく見られます。
バージョン間の互換性
Gurobiのライセンスには下位互換性があります。例えばGurobiのライセンスがバージョン11のものであれば、それ以下のバージョンのGurobi Optimizerを実行することが可能です。